海外旅行をするときに「保険に入るべきかどうか」は悩みの一つですよね。
「ケガや病気で高額の医療費を請求されても困るし、でも保険は結構高い…」と思いませんか?
そんな方におすすめなのが、海外旅行保険付きクレジットカードです。
私も海外旅行保険付きクレジットカードのお得な使い方を知ってからは、有料の保険に入らなくなりました。
こちらの記事では
・海外旅行保険付きクレジットカードのお得な使い方
・有料の海外旅行保険との比較
・クレジット選び方
についてご紹介します。
上手にクレジットカードを使えば、海外旅行保険分、旅費を節約できるようになります!
そもそも海外旅行保険って必要なの?
「もしものとき」のために入る海外旅行保険。そもそも必要なものなのでしょうか?
私は海外旅行するときは絶対に保険に入っておくべきだと考えています。
保険に入っていないと高額請求の可能性も
どんなに自分では気を付けていても、事故に遭ったり病気になってしまうことはあります。
・アメリカ:ホームステイ先で腹痛を訴え受診。急性虫垂炎と診断され2日間入院・手術。【515万円】
・フランス:歩行中に飲酒運転の車に轢かれ救急車で搬送。眼窩骨折・肝臓裂傷と診断され4日間入院・手術。家族が駆けつける。【356万円】
・スイス: 嘔吐・下痢・胃痛を訴え受診。総胆管結石・すい炎と診断され10日間入院。家族が駆けつける。【457万円】
これは実際に海外で起こった事故、病気の事例と請求金額です。
急性虫垂炎は誰にでも起こり得ますし、交通事故もどれだけ気を付けていても避けられないことだってあります。
こんなに高額な請求をされるなんて、もし自分に起こっていたらと思うとゾッとしますね…。
海外旅行で事故に遭う人の割合
では実際に事故に遭い、海外旅行保険を利用する人はどれくらいいるのでしょうか?
2018年のt@biho(たびほ)のデータを引用すると、事故発生率は3.7%、27人に1人が事故に遭っている計算になります。
事故の中には、「持ち物が盗まれた」「飛行機や手荷物が遅延した」といった比較的少額の事故も含まれます。
高額請求になりがちなケガや病気の治療が必要な事故は、全体の1.7%程。
その中でも300万円以上の高額請求になってしまった事故は47件でした。
2018年の日本人出国者数が1,895万人であることを考えると、事故に遭い高額請求をされる確率はかなり低いと言って良いでしょう。
しかし、海外旅行は日本にいる以上に何が起こるかわからないもの。一切保険に入らないのはリスクが高すぎます。
使わないかもしれない保険にお金をかけたくないな…という方は、是非海外旅行保険付きのクレジットカードを作ってください。
保険付きのクレジットカードがあれば、旅行の度に有料の海外旅行保険を申し込む必要がなくなります。
お金も手間も節約できて、高額請求に対応できる保証も付いているので安心です!
有料の海外旅行保険とクレジットカード保険の違いは?
有料で申し込む海外旅行保険とクレジットカードの海外旅行保険の差は「補償内容」の違いです。
やはり有料で申し込む海外旅行保険はお金をかける分、補償内容が充実しています。
しかしクレジットカードの海外旅行保険でも上手に使えばその差をカバーできます。
補償内容に差がある
それぞれの保険で補償される内容の違いについて説明します。
クレジットカードの海外旅行保険で補償される内容
障害死亡・後遺障害 | 事故によるケガで死亡・後遺症が残った際に支給される補償 |
傷害治療 | 事故によるケガで治療費がかかった場合の補償 |
疾病治療 | 病気により治療費がかかった場合の補償 |
賠償責任 | 他人にケガをさせる、他人の物を壊すなど賠償金が発生した場合の補償 |
救援者費用 | 遭難した場合の移送費、入院により日本から家族を呼ぶ際の移動費を補償 |
携行品損害 | 自分の持ち物が壊れたり盗まれたりした時の補償 |
クレジットカードにより多少差はありますが、主にこの6項目となります。
有料の海外旅行保険にはあって、クレジットカード保険にはないもの
疾病死亡補償 | 病気で死亡した際に支給される補償 |
航空機寄託手荷物遅延 (ロストバゲージ) |
飛行機で預けた荷物が届かなかった場合、身の回り品購入費を補償 |
この2項目は有料の海外旅行保険には付いていますが、クレジットカード保険には付いていないことがほとんどです。
絶対に必要な補償かと聞かれると、無くても問題ない項目だと思っています。
まず、海外旅行の短い期間で病気にかかり亡くなることはほぼ無いと想像できます。
さらに手荷物が届かなかったとしても、購入するのは服や洗面用具程度で高額にはならないからです。
対策方法
どうしても疾病死亡補償やロストバゲージの補償が必要な場合は、有料の海外旅行保険のカスタマイズ加入がおすすめです。
クレジットカード保険で足りない分だけを選んで加入することができるので、保険料が安くなります。
補償金額に差がある
有料の海外旅行保険との最も大きな違いは補償金額です。
クレジットカード保険はクレジットカードの無料特典なので仕方がないのですが、補償額が低めに設定されています。
有料の海外旅行保険はお金をかければかける程、補償額が上がります。
補償額の相場
クレジットカード保険 | 有料の海外旅行 | |
障害死亡・後遺障害 | 500~1,000万円 | 1,000~3000万円 |
傷害治療 | 100~200万円 | 1,000万円~無制限 |
疾病治療 | 100~200万円 | 1,000万円~無制限 |
賠償責任 | 2,000万円 | 1億円 |
救援者費用 | 100~200万円 | 1,000~3,000万円 |
携行品損害 | 20万円 | 30万円 |
特に大きく違うのが
・賠償責任
・救援者費用
の3点です。
対策方法
「クレジットカード保険の補償金額だと不安」と思った方も多いと思います。
しかしクレジットカード保険はカードそれぞれの補償金額を合算できるんです!
詳しくは次の項でご説明します。
海外旅行で得するクレジットカードの選び方
海外旅行保険付きクレジットカードは持っていれば持っているだけお得になります。
なぜなら、クレジットカードに付いている海外旅行保険は補償額が合算できるからです。
※死亡・後遺症補償のみ合算できません。
いくつもクレジットカードを持つことで、有料の海外旅行保険に補償額を近づけることも可能ですよ!
海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶ上で注目するポイントを2つご紹介します。
「自動付帯」か「利用付帯」か確認する
絶対に確認したいのが、「海外旅行保険が自動付帯なのか利用付帯なのか」という点です。
自動付帯:クレジットカードを持っているだけで自動的に海外旅行保険が適用されます。
利用付帯:クレジットカードで旅行費を支払った場合に、海外旅行保険が適用されます。
(旅行費とは:交通費やツアー代金など)
無料のカードと有料のカードどっちがいい?
お得に海外旅行保険を付けるのであれば、無料で作れるクレジットカードがおすすめ!
持っていて損はしないので、海外旅行保険のためのクレジットカードを作りましょう。
ゴールドカードなどの有料クレジットカードは、年会費はかかりますが、海外旅行に役立つ特典が沢山付いています。
有料クレジットカードのメリット
・海外旅行保険の補償金額が高くなる
・手荷物が届かなかった時の補償(ロストバゲージ)、乗り継ぎ便が遅延した時の補償がある
・空港のラウンジに無料で入れる
といった特典がついたゴールドカードもあります。
注意点
ゴールドカードは年会費が1万円程するため、海外旅行保険のためだけに入るのは経済的ではありません!
普段使いのカードがゴールドカードであれば、ぜひ特典をチェックしてみてくださいね。
おすすめの海外旅行保険付きクレジットカード
私も愛用しているおすすめの海外旅行保険付きクレジットカードをご紹介します。
海外旅行の際はクレジットカードを1枚でも多く持っていた方が安心です。
エポスカード
海外旅行には絶対持って行きたいのがエポスカード。
イチオシポイントは
・無料で作れる!
・海外旅行保険が自動付帯!
補償額も良いので、作って損はないカードです。
障害死亡・後遺障害 | 500万円 |
傷害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
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楽天カード
ポイントが貯まりやすいカードとしても有名な楽天カード。
無料で作れて保障額も高いのでおすすめです。
海外旅行保険が利用付帯なので、交通費やツアー代金を楽天カードで支払えば適用されますよ!
障害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 |
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Booking.comカード
旅行好きなら持っておきたいのがBooking.comカード 。
・無料で作れる!
・海外旅行保険が自動付帯!(「障害死亡・後遺障害」のみカード利用で金額アップ)
・入会先着5万名限定!宿泊予約サイトBooking.comがお得に使えるGenius会員に無料アップグレード!
障害死亡・後遺障害 | 300万円 (カード利用で+1,700万円) |
傷害治療 | 100万円 |
疾病治療 | 100万円 |
賠償責任 | 2,500万円 |
救援者費用 | 150万円 |
携行品損害 | 20万円 |
おすすめカード3つの補償額合計
おすすめした3つの補償額を合計すると…
障害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 | 500万円 |
疾病治療 | 570万円 |
賠償責任 | 6,500万円 |
救援者費用 | 450万円 |
携行品損害 | 60万円 |
※障害死亡・後遺障害のみ最高額が適用されます。
無料のクレジットカードでもこれだけの補償をしてもらえることがわかりました。
海外旅行保険でおすすめのクレジットカードまとめ
海外旅行におすすめの海外旅行保険付きクレジットカードについてご紹介しました。
海外旅行の際は、事故や病気に備えて保険に入っておくことは必須です。
でも、せっかく高い海外旅行保険に入っても使わない場合がほとんど。(良いことなのですが…)
決して安くはない旅行代金、少しでも節約したいですよね。
無料で作れる海外旅行保険付きクレジットカードなら、持っているだけ(または利用するだけ)で海外旅行保険に入れます。
しかも補償額は合算できるので、クレジットカードはあればあるほど安心です。
持っていて一切損はしないので、ぜひクレジットカードの複数枚持ちをしてみてくださいね!